いつからこうしていたかはわからん
ずっと土を 岩を掘っていた
いつ自分を自分と認識したのかもわからん
プログラムが下す命令にそって ずっと掘り続けた

坑道を拡張しようとUターンをした
しばし進むと小さな生物の集落が形成されていた
これより先の拡張は不可能と判断
引き返した
あの場所に再び出たことはついぞない
あれらがどうやってできたのかなどわからん

坑道を掘り続ける
気付けば背後は壁と化している
不可解
引き返す気はない
疑問には思うが調査はしない
するだけ無駄だからだ

小さな生物に声をかけられた
何か光るものを手渡され 守ってくれと頼まれた
了承するとそいつは走り去った
どこからきたのかやはりわからん
興味もない

小さな生物が現れた
光る欠片を狙っていた
逃げたが追いつかれ 欠片は奪われた
ダメージは大きくしばし休止状態となった
起動すると そこは地上だった

初めて 外を見た

俺が託されたもの そのいきさつなどを知った
夢を利用しようとした悪者がいたらしい
小さな生物は悪事の阻止を
小さな生物は悪者の退治をしたらしい
住人たちはそのおかげで 現在「楽しい夢」を享受できているらしい


だが俺は夢を見ない












後書き
夢の泉までのモールさんのこれまで
キャラ設定最後にできたやつのネタがこんなにはやくできるとは!!!

えーと……解説要りますか??
・とりあえず、彼より小さければすべて「小さな生物」
・ボス戦は戦うというよりも逃げた
・倒したとき、「壊れたかも?」ということでカービィが外まで引き上げた
といったところです

わけわからんのは一応意図的ですので^^;

作成日:2007.12.8