俺たちが出会ったのは 物心がついたかつかないか そんな微妙なお年頃
最初の記憶は塔の最上階
俺の前にいる彗星が言った
最初の記憶は長い廊下
俺の隣を歩く彗星が言った
「仲良くするんだぞ パートナーだからな」
お互い相手がどんなやつなのか知らなかった
可愛い女の子だったらいいのにと期待してたりもした
会って落胆 男だった
お互いわかっていたのは 太陽の民 月の民であること
この星の昼夜を司ること
パートナーであること
たったそれだけ
それだけでじゅうぶんだった
後書き
とりあえずMr's。最上階がブライト。廊下がシャイン。
太陽の民月の民とかいう設定の捏造をしてしまいました^^
太陽の民・月の民は別々の星で生まれて、星の昼夜を管理するために彗星によって派遣されます。
そこでお互い初めて会うわけです。
ちなみにそれ以前の記憶は彼らにはありません。
別に伏線でもないです。いつの間にか「自分」がいた。これがこの世界の基礎です。
すべての昼夜ある星には太陽の民・月の民がいるということになります。
ちなみにここに登場した彗星はノヴァさんです。
作成日:2007.12.8